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筆圧調整ボールペン セーラー G-FREE

   

使い手の筆圧に応じて、
サスペンションを調整できる
油性ボールペンが発売されています。
セーラーG-FREE
セーラー万年筆 G-FREE (ジーフリー)といいます。

セーラー/油性ボールペンG-FREE G-ブルー/16-5311-240

価格:185円
(2015/9/5 03:44時点)

もっとマスコミとかにも取り上げられてもいいのにな、
と個人的には思います。

「筆圧アジャスター」機構を搭載しており、
ノック部分をまわすことで、ペン先の弾力が調整され
自分の筆圧(または、好み)に合わせて、
ちょうど良い書き心地にすることが出来ます。

メーカーのサイトはこちらです。

店頭で配っていたパンフの該当部分の説明の
画像もUPしておきます。
セーラー G-FREE 筆圧アジャスター

使った感想。

1.
書いている時のペン先の圧力を自分好みに調整できるのは良い。

2.
だけど、ノック部分をどちらにまわすと弾力が強く/弱くなるのか、表示していない。
⇒ちなみに、ノック部分(ペン先ではない方)を顔に向けたときに、
時計回りに廻すと筆記中のペン先の感触が硬くなり、
反時計回りに廻すと軟らかくなります。
(上のパンフの画像を参照してください。)

3.
今の状態が弾力が強い状態なのか、弱い状態なのか、わかりにくい。
⇒ノック部分に▽が2つ並んでいる模様がどこにあるかで、判断してください。
ちなみに、私の好みは、今のところ、下の写真の位置、
セーラーG-FREE 9段階調節の、軟らかい方から2番目です。

4.
芯を出すときにはノック部分を押す、芯を引っ込めるときには
(ノックではなく)フック部分を動かす、という操作がわかりにくい。

5.
個人的意見としては、グリップの指先が当たる位置が、
もっとペン先の近くにあった方が、書きやすいと思います。

この分野の定番商品(と言ってよいでしょう)パイロット
Dr.Grip(「Gスペック」タイプ)との比較写真を
載せておきます。
GフリーとDr.Gripの比較
グリップからペン先までを拡大すると、
こんな感じです。
GフリーとDr.Gripの比較(拡大)

6.
インクについては、さっきのパンフでは
「長持ち低摩擦油性インク」と謳っています。
「低摩擦」については、
<確かに油性インクにしては低摩擦かな>という感じです。
他社も低摩擦の油性インク機種をいろいろ出しているので、
そういうのと比べると、そんなにインパクトは無いです。
まぁ、「低摩擦」というのも嘘じゃないから良し、と。
「長持ち」かどうかは、もっと使い込んでみないと何とも、です。

私は、筆記用具への要求は厳しいほうだと思うので、
欠点をいくつも挙げてしまいました。

しかし、2と3は、自分のベストポジションを見つけてしまえば
さほど問題はありません。
4.は慣れの問題。
5.は、あくまでも個人的意見です。

ですから、読者の皆さんは、いずれの欠点も
それほど気にしなくていいのかな、と思います。

それよりも、こんな安い価格(定価300円+消費税別)で、
筆圧アジャスター(サスペンション機能)搭載機種が
手に入るとは、いい時代になったと思います。

ちなみに、色は、上の写真の「青」の他に、
黒、ネイビー、シアン、白、赤、緑、オレンジ があります。
青のJANコードは「4901680222941」です。
替芯の型番は「18-1067」です。

セーラー/油性ボールペンG-FREE G-ホワイト/16-5311-210

価格:185円
(2015/9/5 03:41時点)


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