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『Excel 最強の教科書』(藤井直弥・大山啓介 著)

   

まず、私の個人的見解ですが、
「“最強の教科書”は伊達ではない!」と思いました。
『Excel 最強の教科書』表紙

私とこの本
『Excel 最強の教科書』
との出会いは、今年の2月に
仕事でエクセルの「定数」という機能を使う必要に迫られた時のことです。

そして実は、それまで私はエクセルに「定数」という機能が
存在することすら知りませんでした(汗)。

定数の名前ではなく、定数を定義したセルを数式の中に記入する、
下の画像で言うとC3セルを「=B3*G11」とする方法しか知らなかったのです。
#などと書くと、私のMS-Officeに対する無知がバレバレですが。

ネットでちょっと調べて、最初にやったのが、
同じシートの別のセルに定数を定義しておく方法でした。

イメージとしては、こんな感じです。
Excelでの定数(1)
クリックすると拡大表示します。
#もちろん、円周率を扱う案件ではありません。

まぁ、これは、お客さんにも定数の定義部分が見えてしまうんで
ビジュアル的にまずい。
#実は、お客さんの入力作業を簡便化するツールを
#合間作業にエクセルで作っていたのです。

そこで次に、もう少しネットで調べてやったのが、
名前を定義するシートを別に作成する方法でした。
Excelでの定数(2)
これもクリックすると拡大します。

具体的な手順は、
名前を定義する方がよい例−定数 (インストラクターのネタ帳)
などに書いてあります。
この『Excel 最強の教科書』
の144頁~145頁上半分にも書いてます。

で、もって名前定義用ワークシートを非表示にすれば・・・。

ですが、このブックでは、ワークシートの枚数を参照しているマクロも使っていて、
そっちの事情との絡みでちょっとまずい。

で、「他の方法もあるでしょ。」とは言われたものの、
「知らなきゃ調べて。」ということで、
いろいろぐぐっても、なかなか辿り着けず。

そんな時に、昼休みだか業後だかに本屋で見つけたのが
この『Excel 最強の教科書』
です。145頁の下半分に書いてます。

どんな方法だったかというと、
イメージとしては、こんな感じです。
Excelでの定数(3)
これもクリックすると拡大表示します。
具体的な手順は、この本
をご参照ください。

かなり大きな書店でしたが、この方法が書いてある本
(少なくとも「書いてあり、かつ、私がその記述を発見できた本」)は
この『Excel 最強の教科書』
だけでした。

強いて欠点を挙げるとすれば、
マクロについては最後の方でさらっと書いてるだけ
ということでしょうか。
マクロについては、別の本が必要になると思います。

あと、54頁に「セルやシートは非表示にしない」とありますが、
確かに非表示機能の怖い点はご指摘のとおりなのですが、
ただやっぱり使わないといけない時
(使うように指示された場合とか)もあると思いますので、
そういう場合は、注意しながら、ということになるのでしょう。
まぁ、この手の本は、ある程度は自分の状況に応じて、という
場合もあるということで。

Excel最強の教科書 完全版 すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術[本/雑誌] / 藤井直弥/著 大山啓介/著

価格:1,706円
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楽天ブックスの紙書籍版は、こちらです。
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です。

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ちなみに、この本のフルネームは、
『Excel最強の教科書 [完全版] -すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術』
といいます。
著者は、藤井直弥・大山啓介/共著 で、
発行所は、SBIクリエイティブ株式会社 です。
ちなみに、ISBN-13 コードは、
ISBN978-4-7973-8870-1
(ハイフン抜きだと9784797388701)です。
書籍JANコードの下段(分類コードとか含む方)は、
1920055015806 です。

エクセルの対応バージョンとしては、
「はじめに」の前のページ(2頁)によると
「本書はExcel 2010/2013/2016に対応しています。
ただし、記載内容には一部、全バージョンに
対応していないものもあります。」
とのことです。
画面は「主にWindows版のExcel 2016の画面を用いて解説しています。」
とのことです。

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