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『住んでいい町、ダメな町』 (大木 裕子 著)

   

引っ越しを考えている方、家やマンションを買おうと考えている方に
おすすめしたい本です。

『住んでいい町、ダメな町』の表紙

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『住んでいい町、ダメな町 自然災害大国・日本で暮らす』
大木 裕子 (おおき ゆうこ) 著 (双葉社)

です。

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何について書かれた本か、は 題名そのままですね。
どういう土地が地震や水害などのリスクが高いかを
判断する方法について書かれています。

具体例としては、主に東京都と神奈川県、
あと千葉県浦安などについて書かれています。
(個人的には、もっと埼玉県にも触れてほしかったですが、それはさておき。)

しかし、行政が出している防災情報の入手方法や、
物件を見に行った際の注意点などについては、
関東平野に住む予定の全くない方でも役に立てると思われます。

ただ一点、気になったのは、この本の51ページの
「火災はいわば2次災害です。本書は地盤に注目していますので、
 地震動によって直接的に引き起こされた1次災害である、
 地盤災害を中心に見ていきます。」
という記述です。

私個人は、関東大震災や阪神大震災の印象からか、
大都市での地震災害というと火災が主因という
イメージを持っています。
ですが、この本は地震火災への言及もありますが、
ちょっと薄いかな、という気がします。
この本の著者の大木さんが地球科学系の専門家の方なので、
専門分野から離れた都市火災の話に深入りするのを
遠慮されたのかな、とは思いますが。
#個人的には、地盤が弱い所だけでなく、
#火災になったら延焼しやすそうな所も
#住みたくないですね。

あと、今の私は、働く場所の選り好みがきかない立場なので、
どうしても通勤の便と住宅費の支払能力の制約もかかってきます。
なので、通勤の便と地盤の良さを両立できる立場に
早くなりたいものだと(個人的には)思いました。

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ちなみに、ISBN-13 コードは、
ISBN978-4-575-30812-9 です。
書籍JANコードの下段(分類コードとか含む方)は、
1920076014000 です。



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