『Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応』
仕事の関係で、先日、LPICのレベル1を取得いたしました。
(先日と言っても、実は、数ヶ月前のことなのですが・・・。)
というわけで、LPICレベル1の関連本を何冊か紹介したいと思います。
まずは、(個人的には定番だと思う、)この一冊。
『Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応』
( 中島 能和 著、濱野 賢一朗 監修 翔泳社 )
いわゆる「あずき本」(小豆本)です。
(2018/11/4追記:書名には「LPIC」とありますが、
LinuCについても、Level1対応 LPI-Japan認定教材です。)
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電子書籍のもあります。
Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応【電子書籍】[ リナックスアカデミー中島能和 ] 価格:4,104円 |
以下、個人的見解ですが、こんな感じです。
【長所】
●LPICレベル1(Ver.4.0)の試験範囲を、試験対策の観点から
ひととおり説明している、数少ない本(多分2種類しかないうちのメジャーな方の本)。
⇒他の本は、あくまでも「問題集」であるか、入門者向けの本か、
今は亡きVersion3.5に対応した版しか本屋に置いてないか、です。
大きい本屋だとあと1種類あるみたいですが。
●このシリーズは、試験が新Versionに変更されたときの対応が早いみたいです。
現在、レベル2の試験がVersion4.0⇒4.5の移行による併存期間
(2017.2.13~2017.8.12)なのですが、
他のレベル2向け書籍はまだ4.0対応までしか出ていないのに、
あずき本だけは4.5対応版が出ています。
まぁ、レベル1は現状4.0だけの実施なので、当分は関係ないけど。
●試験に合格した後もLinuxの参考書として使える。
コマンドリファレンス系の本に載ってないことも
この本に載っていたりします。
【短所】
●この本だけでは問題数が不足。
「教科書」であって「問題集」じゃない、ということ。
●同じ会社(翔泳社)から出ている『スピードマスター問題集』で問題量を
補おうとしても、項目ごとの並べ方が違う。
従って、あずき本を読んで『スピードマスター問題集』の該当箇所を解く、
みたいな使い方は困難。
(102試験の部分はそうでもないけど、101試験の部分は特に困難)。
但し、これは『スピードマスター問題集』の側の問題かも、と。
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ちなみに、ISBN-13 コードは、
ISBN978-4-7981-4196-6 です。
書籍JANコードの下段(分類コードとか含む方)は、
1923055038004 です。
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