アリストテレス 『弁論術』 (戸塚七郎 訳)
7月16日~17日に、司法試験予備試験(注)の
論文式試験が実施されたそうです。
で、論文式試験の問題が法務省サイトにて公開
( http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00205.html )
されているのですが、その中の教養試験の問題は、
「(省 略)」
となっている部分が多くて、
そのままでは解答不能な状態になっています。
#黒塗りにして出したら「ノリ弁」と揶揄されるところでした。
ですが、「(省 略)」部分の出典は、この本らしいです。
アリストテレス 『弁論術』 (戸塚七郎 訳)
価格:1,360円 |
岩波書店の岩波文庫(青) 604-8
ISBNコード:9784003360484
1992年3月発行で525頁とのことです。
情報ソースは、上でリンクを張った法務省サイトと、
司法試験受験予備校「辰已法律研究所」のサイトにあった、
「平成29年司法試験予備試験論文式試験一般教養科目の出典情報」
というPDFファイルです。
この本の何ページの何行目が、論文試験の教養試験の問題に引用されているのか
についても、辰已の上記PDFに書いてあります。
辰已法律研究所のサイトのトップページからだと、「予備試験」をクリックして、
「予備試験の最新情報・更新情報はこちら!」をクリックして、
「2017.07.21 予備試験
【試験情報】平成29年司法試験予備試験論文式試験一般教養科目の出典情報を掲載しました。」
をクリックすると、このPDFにたどりつけます。
以上、とりあえず、速報まで。
(注) 司法試験予備試験
平たく言えば、合格者はロースクールへ行かなくても司法試験の受験資格を
得られる、という試験。
但し、一説によると、司法試験に合格することよりも司法試験の受験資格を
得ることの方が難しい、とも。
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